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June 12, 2016

続・ガールズ&パンツァー

公開から半年が経ち、また5月28日にBDが発売となったにも関わらず、
未だ映画館にて上映が続けられている「ガールズ&パンツァー」。
累計興行成績も22億円を超えた。

結構前のことだが、実は映画館スタッフの方とお話をする機会が得られ、
そこで映画館独自の設備を使った『特殊上映』について聞くことが出来た。

その映画館でも1年半前に目玉スクリーンとして設け、話題作を中心に上映している。
しかしお客様からの反応はというと実はそれ程でもなく、少し複雑な思いがあったらしい。
ところがガールズ&パンツァーを上映したところ、それまでの作品の中で一番多くお客様からの
反応を頂いたそうだ。

映画の「作品」として評価は数あれど、「映画館」の設備の評価というのはあまり聞かない。
3D版が凄いとか4DX版が凄いではなく、どこの映画館が凄いという上映館に対する評判が
飛び交っているところが、実はガールズ&パンツァーを話題にする上で面白い部分であり、
従来の映画作品に対して異質な部分だと思う。

多額の投資をして最新機器を導入したものの、お客様の反応が薄いと映画館側のモチベーションも
下がってしまうのだろうが、ガールズ&パンツァーではかなりの手応えを感じたとスタッフの方は
おっしゃっていた。

誰だって良い評価を貰えれば嬉しいし、悪い評価があれば改善する事を考えられる。
反応を貰えることそのものが何より重要なのだ。

ファンが複数の映画館で見比べをして感想をSNS等にアップする。
ならば行ってみようか…と他のファンが動くきっかけになる。
映画館側も設備の宣伝になる上、お客さん目線で他の映画館と比較結果を聞くことが出来る。
これは自慢の設備を持っている映画館側もやる気になるわけだ。

そう考えると、累計興行成績という数字はガールズ&パンツァーを評価する上で
実はあまり大きな意味を成さないのではないかと思う。

この作品が深夜アニメ発としては異例ともいえるロングラン上映続けているのは、
作る側と観る側だけでなく、今まで裏方だった「見せる側」がしっかりと噛み合えた結果ではなかろうか。
映画に関して私が少し考えるきっかけとなった、思い出に残る作品となった。

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